「迷ったら、ゆずってみるとうまくいく」を読んだアラサーOLの感想

私にとって信頼できるメンターは「本」です。「本」はたくさんの知識の教えてくれて、成長を応援してくれる存在です。

今回、紹介させていただいたレビューが、少しでもこの本（メンター）と出会うきっかけとなってもらえれば嬉しいです。

迷ったら、ゆずってみるとうまくいく [ 枡野俊明 ] 価格：1,628円（税込、送料無料) (2024/8/19時点) 楽天で購入

人間関係や仕事で迷ったとき、ほんの少し譲ることで、驚くほど人生がスムーズに進むことに気づけたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

日々の人間関係においてストレスが減って、余裕を持って相手との関係を楽しめるようになり、また自己主張を抑えるのではなく、相手を尊重することで得られる安心感を実感できたことで、周囲との関係がより円滑になった気がします。

間違いなくこの本は、そんな未来を現実に引き寄せてくれるガイドブックとなりました。

優先するべきは「自分の主張」か「相手との関係」か

この本の核心は、いつも自己主張が最善とは限らないということです。特に人間関係において、相手との関係を優先することで結果的に自分も満たされることが多いと筆者は述べています。例えば、職場での意見の対立や家庭内のちょっとしたすれ違いでも、譲ることで関係が良好に保たれ、長い目で見て自分にとってもプラスになることが多かったです。

「譲る」ことで得られる心の余裕

先日、友人と旅行の計画を立てる際に、行き先で意見が分かれました。いつもなら自分の行きたい場所を主張していた私ですが、今回は友人の意見を尊重し、ゆずることにしました。その結果、旅先での思い出がより一層楽しいものとなり、友人との関係も深まりました。

譲ることは決して弱さではなく、むしろ強さの表れだと思います。この本を読んで、譲ることの本当の意味や、その効果について理解が深まりました。譲ることで得られるのは単に「相手を立てる」ということではなく、自分自身の心に余裕をもたらすことではないでしょうか。その結果、対人関係のストレスが減り、心身の健康にも良い影響を与えてくれている気がします。

この本が教えてくれる対人スキルの向上

「迷ったら、ゆずってみるとうまくいく」は、現代の忙しい社会で必要とされる対人スキルを養うための指南書とも言えます。著者の枅野俊明氏が紹介する具体的なエピソードや実践的なアドバイスは、すぐにでも日常生活で活用できるものばかりです。この本を通じて、周囲の人々との関係がスムーズになり、自分自身の生き方も見直すきっかけとなるはずです。

日常に活かせる「譲る」習慣の始め方

この本を読んだ後は、ぜひ日常生活の中で少しずつ「譲る」ことを実践してみてはいかがでしょうか。例えば、仕事場で意見が食い違った時、まず相手の意見を受け入れてみることで、自分自身も気づかなかった新しい視点を得ることができます。家庭でも同様に、些細なことで争うのではなく、まずは譲ってみることが相手への理解を深める鍵となるはずです。

最後に

枅野俊明著『迷ったら、ゆずってみるとうまくいく』は、アラサーOLの私にとって、日常生活でのストレスを減らし、より良い人間関係を築くための貴重なアドバイスが詰まった一冊となりました。譲ることで得られる平穏な心とスムーズな人間関係は、きっとあなたの人生をより豊かにしてくれることでしょう。